相談室> VARTA SILVER Dynamic 577-400-078 バッテリー販売 BWS 2017-12-05 (e-評価)

マリタさま
お問合せありがとうございます。
現在ご利用いただいている
VARTA SILVER Dynamic 577-400-078
http://batteriesweb.jp/VARTA_SD77.htm
と
VARTA SILVER Dynamic AGM 570-901-076
http://batteriesweb.jp/VARTA_570-901-076.htm
の違いですね。
名前も似ていますし、安い方が容量が大きくどうして？
とお問合せは非常に多くいただきます。

結論から言いますと
VARTA SILVER Dynamic AGM 570-901-076の方が圧倒的に高性能で寿命も2倍近く長く利用でします。

VARTA SILVER Dynamic 577-400-078は従来型同様の「液式バッテリー」になります。
液式バッテリーの中では最高性能品ですのでアイドリングストップの付いていない車であればほとんどがこのバッテリーで大丈夫です。

VARTA SILVER Dynamic AGM 570-901-076はAGM構造ですので、よく言う「ドライセルバッテリー」となります。
ドライセルバッテリーの特徴はイオン交換効率が高いので、エンジン始動性能（放電）が液式バッテリーと比べ１．５倍ほど出力が出ます。また、逆に充電回復能力（蓄電）の方も同じように非常に早く回復します。
この性能差がバッテリーにとって非常に負荷の大きいアイドリングストップ車両でも対応できる仕組みです。
極板の間にグラスウールを噛ましているので少し分厚くなり、その分だけ極板枚数が１･２枚少ないせいで容量は小さくなります。
ただ、電解液の余裕分は必要ないのでその分縦方向に長い極板が使われています。
重さもAGMの方が確実に重く、鉛の量の違いを感じます。

ご参考になりましたでしょうか？
ご検討よろしくおねがいします。