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アウディ Audi,A4
MOLL m3PlusK2 830-75
バスキンさんの評価
お店の情報・詳細
店名:
バッテリーズウェッブストア
住所:
550-0022
大阪府
大阪市西区本田4丁目1-12 104
ホームページ:
メール:
登録日:
2008-06-09 20:10:09
バスキン
お店評価
満足
商品評価
満足
投稿日
2008-10-06 00:08:25
 MOLL m3PlusK2 830-75
商品名
関連項目

迅速な対応に、満足しました。ありがとうございました。

バスキン さま
ご投稿ありがとうございます。

無事届いたようですね。
商品発送にご満足頂きありがとうございます。

さて、今回ご購入頂いた商品「MOLLm3PlusM3シリーズ」について
よりご理解頂き、長くご利用できるアドバイスをさせて頂きます。

写真1  「極板構成」
この写真はMOLLm3PlusM3をカットした物です。(輸入元にお願いしてMOLL社に作ってもらいました)
これを見て何が判るかと言いますと

1・・・−極板がダイキャスト格子で作られている
今現在、国産・東南アジア・欧州製のバッテリーで極板格子をダイキャストで作られている物はほとんど有りません。 一部GSユアサ社製最高級「Dual VOX」・古河電池「FGUARD」はダイキャスト製
その他はエキスパンド格子を採用しています。
ダイキャスト製は鉛を溶かして型に入れ格子を作ります。
エキスパンド製は鉛の板に切込みを入れ伸ばして格子を作ります。
当然、ダイキャスト製の方がコストも高く、強固で電気の流れもスムーズです。
つまり、高速巡航時の振動・過充電に耐え得るのはこの構造が大きな意味を持つのです。

そして、もう一つ注目点は
2・・・極板を出来るだけ広く作っている
品番が書いている830-85の上に線が入っているのが分かると思います。
この線は電解液のミニマムライン(最低水位)線です。
「ここまで水が少なくなれば保水して下さい」と言う意味の線です。
つまり、バッテリーの最も重要な電気を蓄える極板は出来るだけ広くとる為に
保水線いっぱいまで高い所まで作られていると言う事です。
これが、高出力・長寿命を実現する為の工夫です。

この事により、電解液の余裕は当然少なくなるので半年に1回程度は
保水チェックをお願いするのです。

写真2 「注液栓・ダブルリッド構造」
バッテリーの電解液は、バッテリーの仕組み(理論)上必ず減ります。
上にも書きましたが「電解液の余裕が少ない」この問題を少しでも解決する為に
2層構造を採用しています。
電解液は蒸発と電気分解で減ります。
蒸発して湿った空気は上の層で冷える事でまた水に戻り、下の極板層へ戻ります。
電気分解した水素は軽いので上の層に上がります。
これがまた酸素と結合する事で水に戻り下へ落ち、水の減りを少しでも抑えます。

このように極力水の減りを減らしメンテナンスフリーに近い作るになっています。

他社の多くのメンテナンスフリーバッテリーの構造は、このような方法ではなくて
使用期間を数年程度・走行距離は何キロと定め、その間に保水が必要なだけ水を多めに入れ
その分極板を短くし水から極板が出ない様にした構造です。
つまり、逆算で作られている感じです。

MOLL社はバッテリーの理論的欠点と真剣に取組み、技術と工夫でより良いものを作っている事が分かると思います。

このようなバッテリーですから時々は労いの気持ちで様子を診て上げて下さい。
BWS-Masterからのお願いです。

By: BWS-Master Date: 2008-10-08 20:53:53
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