フォルクスワーゲン VW,ゴルフ４ MOLL m3PlusK2 830-62 バッテリー販売 BWS

購入商品： HOPPECKE（ホッペケ） Premium 566-01（566 101 061）

（商品名の欄は「MOLL m3PlusK2 830-58」となっていますが、実際に購入したのは「HOPPECKE Premium 566-01」です。評価システムの関係上、リストにない商品を入力することが出来ないため、このような形になっております。）

Volkswagen Golf IV Wagon GTです。今年5月の車検でバッテリーの性能劣化の診断をされたので、交換することにしました。純正品も考えたのですが、せっかくなので安くて良いものをと思い、社外品を探してみました。

最初は「OPTIMAを」と考えていたのですが、適合するYellowTop YT-R3.7Lは容量が小さいことと、バッテリー ケースの蓋が閉まらないという報告が見受けられたことから、候補から除外しました。

色々と検討した結果、カタログ スペック上の容量、CCA値、重量の点から、「HOPPECKE（ホッペケ） Premium 566-01（566 101 061）」に決定しました。（容量：66Ah、CCA値：610(EN)、重量：12kg）

Batteries Web Storeさんの製品情報にはこのバッテリーは掲載されていませんが、同メーカーのAGMタイプが紹介されていましたので、E-mailにて問い合わせを行った所、輸入元の在庫を確認して頂き、注文受付後2日でお店に入荷、1日の検査と補充電の後、発送可能という御返事を頂きました。価格的にも納得出来るものでしたので早速注文、予定通りに入手することが出来ました。

形状／サイズは純正品と全く同じ（長さ：242mm、幅：175mm、高さ：190mm）ですので、何の加工もなしに取り付け可能です。バットリー ケースもそのまま使用出来ます。

交換は以下の手順で行いました（車両正面からの作業です）：

1. バッテリー ケースの上カバーを外す。
2. −側のケーブルをバッテリーから外す。
3. ＋側のケーブルをバッテリーから外す。
4. ヘッド ライト裏側のカバーを外す。上面のビスを外せば簡単に外れる。
5. バッテリー ケースの内蓋（？）に載っているヒューズ ボックスを奥側に押して外す。
6. 内蓋の両サイドのバッテリー ケースにはめ込んである部分を押して外す。
7. ヒューズ ボックスを手で押しのけつつ、内蓋の手前を持ち上げて垂直に立ててから、真上に引き抜いてバッテリー ケースから外す。
8. バッテリーを覆っているクッション カバーを上に引き抜いて外す。
9. バッテリー下部手前側の固定金具をボックス レンチで外す。（レンチのサイズは13mm。長めのエクステンション バーが必要。）
10. バッテリーを引き出して台座から取り出す。
11. せっかくなので台座の掃除をする。
12. 新しいバッテリーを台座に載せる。その際、バッテリー下部の奥側が、台座とバッテリー ケースで形作っている溝にきちんとはまっていることを確認する。
13. バッテリー下部手前側の固定金具を元通り取り付ける。その際、固定金具が手前にずれないように手で押さえながらもう片方の手でボルトを締め、固定金具が動かなくなったらボックス レンチにてボルトを締め付ける。（締め付け過ぎないように注意。）
14. バッテリーの取り付けにガタがないことを確認する。
15. クッション カバーをバッテリーを覆うように上からはめ込む。（クッション カバーのふちが折れ曲がらないように気を付ける。）
16. 外した時と逆の手順で内蓋及びヒューズ ボックスをはめ込む。
17. バッテリー端子及びケーブル側の端子にグリスを塗る。今回はSOFT99の「G\\\\\\\'ZOX（ジーゾックス）」を使用。
18. ＋側のケーブルをバッテリーに接続する。
19. −側のケーブルをバッテリーに接続する。
20. エンジンが正常に始動出来ることを確認する。
21. ヘッド ライト裏側のカバーを元通り取り付ける。車両側にカバーがはまる溝があるので、その部分にきちんとはまるように気を付ける。その後、ビスで固定する。
22. バッテリー ケースの上カバーをはめる。
23. バッテリーを外したことによって失われた時計、オーディオの再設定を行う。
24. バッテリーを外したことによって無効になったパワー ウィンドウのワンタッチ開閉／挟み込み防止機能を有効にする。（Golf IVの場合。方法はクルマのマニュアルを参照。）これで完了。

最初、上記12.の手順でバッテリー下部を溝にはめ込まずに溝の上に乗っかってしまうような状態でその後の作業を続けてしまっため、ヘッド ライト裏側のカバーを元に戻したらバッテリーとの間のクリアランスが無くなってしまい、バッテリー ケースの上カバーがはまらなくなってしまいました。また、固定金具をボルトで固定する際も、バッテリーが奥側に逃げるような感じがして、違和感がありました。この「溝にきちんとはめる」という部分が私的には最も注意すべきポイントでした。

また、7.でのバッテリー ケースの内蓋のようなものを外す際には、無理をしないようにすることが必要です。斜めの状態で無理に外そうとすると、ケース側のヒンジ部分のツメが折れます。（現に私は折ってしまいました…。）折れてしまうと、材質がポリプロピレンですので、対応している接着剤が必要になります（普通の接着剤ではくっつきません。）

排気用の穴は、純正同様、＋端子側に蓋がはめてあり、−端子側が開いている状態です。MOLLのm3 plusでは排気用チューブを取り付ける構造になっているようですが、HOPPECKEの本製品では穴が開いているだけです。従って、この辺は特に何もする必要がありません。

交換後の使用感ですが、至って普通です。エンジン始動時にオーディオの電源が一瞬切れるのですが、その切れる時間が短くなったことから、エンジン始動時の電圧降下が少なくなったのかなと感じています。今の所、オーディオの音の変化はあまり感じられません。

最後になりますが、今回のBatteries Web Storeさんの対応には大変満足＆感謝しております。E-mailによる問い合わせ〜購入となった訳ですが、こちらからの夜間のメールに対して翌日のお昼頃には御返事を頂きました。この度は、どうも有り難うございました。